Glide Note

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ext3でリザーブ領域のサイズを変更

運用しているlog用サーバで、容量アラートが発生。 今すぐにリプレイスが出来ないのと、それほど緊急度も高くないので ext3のリザーブ領域を割り当てて対応。

300GBのHDDを搭載していて、ディスクの5%(15GB)がリザーブ領域に 割り当てられている状態だったので、リザーブ領域を10GBに縮小して、 ユーザーが利用出来る領域を5GBほど増やす。

指定するときはブロックサイズかパーセントで指定。 今回は10GB残すので、オプションは-rでブロックサイズ2621440を指定。 オンラインのまま変更可能です。

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[root@log2 ~]# df -ah /dev/sda3
Filesystem          サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/sda3             292G  271G  5.8G  98% /

[root@log2 ~]# df -ah /dev/sda3
/dev/sda3             292G  271G  5.8G  98% /

[root@log2 ~]# tune2fs -r 2621440 /dev/sda3
tune2fs 1.35 (28-Feb-2004)
Setting reserved blocks count to 2621440

[root@log2 ~]# df -ah /dev/sda3
/dev/sda3             292G  271G   11G  97% /

もしパーセント(%)で指定する場合は-mで指定。

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tune2fs -m 3 /dev/sda3

5GBほどユーザーが書き込める領域が増えた。 1週間で500MBくらいのディスク消費だったので、10週間くらいの延命出来たはず。

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