Glide Note

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httpingとmuninでWebサーバのレスポンスをグラフ化した

Webサーバのレスポンスの計測をしたくて、Webサーバにはfluentdを導入済みなので、 Fluentd+GrowthForecastでやろうと思ったんですが、 Webサーバは全台muninでモニタリングしてて、muninとGrowthForecastでページが 分かれてしまうと視認性が下がるので、muninでグラフ化することにした。

munin自体はエンジニア以外の人も閲覧して、サーバの状態を判断しているので、 確認するページが複数にまたがるのもちょっと嫌だった。

計測にはzembutsuさんのpluginを利用することに。 導入に際してwarningとcriticalの値を設定出来るようにpull reqを出してmergeもしてもらった。

導入したサーバはCentOS4,CentOS5,CentOS6とSL6。

導入方法

httpingの導入

httpinのrpmは下記にあるので、それを利用

munin-plugin-httping_の導入

導入は下記のような感じ

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cd /usr/share/munin/plugins/
sudo get --no-check-certificate https://raw.github.com/zembutsu/munin-plugin-httping_/master/httping_
chmod +x httping_
sudo ln -s /usr/share/munin/plugins/httping_ /etc/munin/plugins/httping_localhost

/etc/munin/plugin-conf.d/munin-node/etc/munin/plugin-conf.d/httpingなどに 設定ファイルを用意して下記のように設定。返ってくる値はmsecなので1000で1sec。

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[httping_localhost]
    env.URL http://localhost/
    env.COUNT   5
    env.connect_warning 400
    env.connect_critical 700
    env.processing_warning 400
    env.processing_critical 1000

pluginが正常に動作するか確認

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sudo munin-run httping_localhost

下記のような値が返ってくる

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connect.value 0.478
processing.value 0.332

問題が無ければ、munin-nodeを再起動

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sudo service munin-node restart

しばらくすると下記のようなグラフが出来上がる。

設定した閾値を超えるとちゃんとグラフの色が変わってくれるようになった。

localhostだけじゃなくて、宛先をapiサーバとかをしておけば、 Webサーバとapiサーバ間のレスポンス速度も計測出来て便利なはず。

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