この記事は、Vim Advent Calendar 2012の57日目の記事です。 56日目の記事は@tyruさんのGitHubでの仕事を快適にするVimコマンドを紹介します - Humanityでした。
MacにはDay Oneという非常に美しい日記、テキストログアプリがあり、 今回はそのDay Oneの記事作成が出来るNewDayOne.vimという プラグインを作りましたので紹介させていただきます。
プラグイン名NewDayOne.vim
はDay One CLIのdayone new
というコマンド名から取っています。
日記アプリDay Oneの特徴
- 2012 Mac App of the Year受賞
- Markdown対応
- iPhone,iPad,Macから利用可能
- iCloudやDropboxに対応
- 美しいUI
NewDayOne.vimで出来ること(2013年1月26日現在)
- 新規記事作成(
:NewDayOne
) - vimからDay Oneの起動(
:OpenDayOne
)
Day One CLIを利用しているため、既存ファイルの編集は出来ず、新規記事作成だけ可能になります。 (2013年1月26日現在Day One CLIには新規記事作成しか機能がありません)
またDay Oneはmarkdownに対応しているのですが、記事自体のデータはxmlで管理されていて、 xmlファイルをparseしてvim上から管理するのは個人的にちょっと違うかな-と思ったため実装してません。 (そこまでやるとDay Oneを利用している意味も無い気がするので)
どんな感じのプラグインなのか動画を作成しました。
NewDayOne.vimの導入方法
必要なソフト
NewDayOne.vimはDay Oneの記事作成支援プラグインなので、
が必要です。
導入方法
導入にはvundleか、NeoBundle を利用すると楽です。
vundleの場合は、
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NeoBundleの場合は、
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を.vimrcに記載し、:BundleInstall
や:NeoBundleInstall
を実行して導入してください。
NewDayOne.vimの使い方
新規記事の作成(:NewDayOne)
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Day One CLIに依存しており、機能的に新規作成しか出来ないため、 記事作成の前に、確認プロンプトを出すようにしています。
Day Oneの起動(:OpenDayOne)
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NewDayOne.vimを作った理由
- Day One自体はUIが美しく素晴らしいが、内蔵のエディタが残念だった。
- gist.vimみたいな感じの動作でDay Oneの記事作成をしたかった
- memolist.vimと連携して、Day Oneの美しいUIで閲覧したかった
- dayone.vimというVimPluginをつくっている話 - 僕の車輪の再発明を読んで触発された
- かなり前にアプリを購入したのに、上手く活用出来てなくて悔しかった
エントリー作成後に修正が出来ないのですが、vim-quickrun+Markedで
ちゃんと表示確認をして、完成したら:NewDayOne
でエントリー作成すれば特に問題ないかなーと。
私は今のところ、memolist.vimで日報や日々の作業ログを作成して、それをDay Oneに渡して閲覧のために活用してます。
Enjoy Vim Life!!
Day One
カテゴリ: ライフスタイル
価格: ¥850
次回のVim Advent Calendar 2012は@thincaさんです。