個人で利用しているさくらのVPSのプラン変更に伴い、サーバの移行作業をしているんですが、
そのタイミングで、/etc
配下のファイルの管理を個人で立ててたgitoliteから
Bitbucketのprivate repositoryでの管理に変更したのでメモ。
Bitbucketでprivate repositoryを作成する方法は以前紹介したのでそちらを参照下さい。
導入環境はCentOS 6.2です。Bitbucketへの鍵登録などは済んでいるものとします。
etckeeperの導入
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/etc/etckeeper/etckeeper.conf
が設定ファイルになり、デフォルトで
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などとgitを利用し、CentOSに適した設定になっているので、そのまま利用。
/etc/.gitignore に管理したくないファイルを追加
非公開なリポジトリとはいえ、外部のサーバにファイルを置くので、
万が一漏洩しても被害を少なくするためセキュリティ上管理しないファイルを
/etc/.gitignore
に記載。
/etc/passwd
とか/etc/shadow
は管理しない方がいいかと思います。
etckeeperを用いて、/etcをcommit
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ちなみにetckeeperがcommitするタイミングは主に下記の2点
- yumを実行したタイミング
- dailyでのcron
手動でcommitするときは下記のような感じ
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Bitbucket上のプライベートリポジトリにpush
Bitbucket上に作成したprivate repositoryにpush。
下記はfoobar
というプライベートリポジトリにpushする例。
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これで/etc配下のファイルのバージョン管理が出来るようになりました。 検証やpuppetマニフェストの動作確認とかでOSの再インストールを頻繁に行うので、 /etc配下のファイルを管理していると再構築が楽でいろいろと捗ります。